熱中症について
ワンちゃんの表皮はデリケートで、人間の表皮の3分の1程度の厚さしかありません。
この表皮の薄さから、ワンちゃんは全般的に暑さに弱い生き物です。
特に仔犬や老犬、療養中の犬、肥満気味のワンコは熱中症にかかりやすいため、注意が必要です。
今回は、注意しなければいけない熱中症について特集します。
〇熱中症の症状
犬が熱中症になると、以下のような症状が出ます。
- ハアハアとあえぐように息をする
- 体温が上昇して身体が熱くなる
- 目が充血する
- 舌の色がいつもより紫色に見える
- 呼んでも反応が鈍い
上記のような様子が見られるときは、すぐに日陰など涼しい場所に移動させてあげてください。
〇熱中症になったかもしれない時
熱中症が疑われるときはすぐに病院へ連れて行くべきですが、病院へ行く前にできる対処法を紹介します。
- 冷たい水を飲ませて休ませてあげる
※少量ずつ与えるのがポイントです。
- 全身に水をかけてクールダウンさせる
※氷水を急にかけるのはNGです。
- わきの下や首周辺、後足の付け根を冷やす
※わきの下や首の付近、内股には、大きな血管が集まっています。
- スポーツドリンクを飲ませる
※濃度は人間が口にする半分程度に薄めて与えましょう。
犬の熱中症を予防するには、体温調整や水分補給などの対策が大切です。
愛犬も飼い主さんも暑さ対策をしっかり行い元気にこの夏を乗り切りましょう!!
みなさんの愛犬の健康を心から応援しています!