鳴き声で気持ちを理解しよう!

ワンちゃんは鳴き声を使い分けて、喜び、悲しみ、警戒、不安、痛みなど、さまざまな気持ちを表現しています。

飼い主さんに何かをしてほしくて鳴いていたり、体調が悪くて鳴いていることもあります。

ワンちゃんの気持ちを正しく理解して対応してあげるためにも、鳴き声に耳を傾けることはとても大切です。

 

〇高い声の「ワンワン」

飼い主さんが帰ってきたときに、高い声でワンワン吠えながらしっぽを振って飛び付いてくる子は多いですよね。

これは大喜びのサインです!!

 

 

〇高い声の「キャンキャン」

高い声のキャンキャンは痛みを感じたときや、パニックに陥っているときの鳴き声でもあります。

抱っこしたときや体を触ったときに短く「キャイン!」と悲鳴のような声を出したときは、どこかに痛みを感じている可能性があります。

 

〇低く太い声の「ワンワン」

低く太い声は警戒心をあらわしていることが多いです。

玄関のチャイムが鳴ったときや、見知らぬ人が家に来たとき、はじめましてのワンちゃんに出会ったときなどに、自分の身やテリトリーを守ろうとして吠えます。

 

〇低い声で喉を「グルルル」と鳴らす

地鳴りのような低い声で唸るのは、相手を威嚇しているときです。

おもちゃを取り上げようとしたり、ごはん中に近づいたりすると、たとえ飼い主さんであっても唸られることがありますよね。

唸りながら歯をむき出しにして相手をじっと見つめているときは、一触即発の状態なので、ワンちゃんを刺激しないよう距離を置きましょう。

 

〇「ウォーーーン」という遠吠え

お留守番で寂しくなったときや、ほかのワンちゃんの鳴き声や救急車などのサイレンに反応して遠吠えをすることがあります。

お留守番のときに吠え続ける子は分離不安の傾向があるかもしれないので、お留守番の練習をさせたり、一人でも気を紛らわせることができるように知育玩具を置いて行くなどの対策をしてあげましょう。

 

 

ワンちゃんの鳴き声は人の言葉のようなものなので、何を伝えようとしているのか、しっかり聞いて判断する必要があります。

痛みや体の異変を訴えている可能性もあるので、声とあわせて表情や仕草、そのときの状況をよく観察するようにしましょう。

そして適切な対処をしてあげることで、ワンちゃんとの信頼関係をさらに深めていければいいですね!

 

みなさんの愛犬の健康を心から応援しています!

(c) 2021 smile lab