犬と「心が通じる」ための言葉づかい
犬は人との生活のなかで、自然と言葉を覚えていく賢い動物ですが、正確にこちらの意図を伝えるには愛犬に合った言葉づかいをする必要があります。
簡単なテクニックばかりですので、愛犬との意思疎通を深めるのにぜひ参考にしてみてください。
〇ゆっくりはっきりと
愛犬に話しかけるときは、ふだん人に話しかけるよりも少しゆっくりと、単語がハッキリ聞こえるように伝えましょう。
〇家族内で言葉づかいを統一
ありがちなのが、犬に覚えさせたい言葉なのに、家族内で統一がとれていないこと。
なるべく同じ言葉を反復し使うことで、犬も記憶に定着しやすく、伝わりやすくなります。
〇短い言葉で
犬は、単語を組み合わせた文章や長い言葉を理解することが苦手です。
これ以上分解できないくらい言葉を短くするといいですよ。
【言い換え例】
よくがんばったね → グッド
ちょっと落ち着いて → マテ
なんでこんなことするの → ダメ など
よくがんばったね → グッド
ちょっと落ち着いて → マテ
なんでこんなことするの → ダメ など
〇伝わりやすい音程で
犬は、単語の意味だけでなく、言葉に乗った感情を理解できるといわれています。
たとえば、低い声だとうなり声を想起させるので「マテ」などの抑制的な指示が伝わりやすいことも。
〇気を向かせてから言葉を伝える
愛犬に何か伝えるときは、愛犬にこちらを向かせてから言葉を伝えると、より伝わりやすくなります。
クリッカーを使ったり、指パッチンで音を鳴らしたり、「この音を出すと必ず注目してくれる」ものを見つけておくといいですよ。
ぜひ愛犬との意思疎通をもっと深めるために、トライしてみてくださいね!!