愛犬に長生きしてもらうコツ
愛犬と一秒でも長く一緒にいるために、飼い主さんができることはあるでしょうか。
今回は今からでもできる長生きのコツをご紹介します!
〇肥満に気を付ける
肥満は糖尿病、関節疾患、心臓呼吸器疾患などの病気になるリスクが上がり、肥満でないワンちゃんと比べ寿命が短くなると言われています。
最近うちの子太ってきているかもしれない…と心配になった飼い主さんもいるのではないでしょうか。
【肥満のどうかを調べるセルフチェック】
- 肋骨が触れない
- 腰のくびれがない
- お腹が地面に対して平行
以上の1つでも当てはまるものがあれば、肥満かもしれません。
ワンちゃんが肥満になる一番の原因は人間が与える食事です。
特におやつの量が多いことです。
他には運動量が少ないことや、遺伝的要因、避妊・去勢手術の影響がありますが、良かれと思って与えていたおやつで寿命が縮んでしまったら悲しいですよね。
愛犬の体型に不安を感じたら、かかりつけの獣医さんにご相談くださいね。
〇病気のサインを知る
病気の予防の為に病院で健康診断を受けることも大切ですが、病気のサインを知ることでお家でセルフチェックをすることもできます。
若くて元気な時から様子を気にかけてあげることで、より変化に気が付きやすくなるでしょう。
【病気のサイン】
- 元気がない、食欲がない
- 疲れやすい、息切れしやすい
- 歩き方が変わった、足を引きずる
- 身体を触ったときにキャンと大きな声でなく
- 水を飲む量が増えた
- うんちやおしっこの色や臭い・回数が変わった
- 下痢や嘔吐が続いている
- くしゃみ・鼻水・鼻づまり・鼻血が見られる
- 口臭が強くなった、よだれが増えた
- 体を痒がっている、皮膚が赤くなる、できものができている など
少しでも気になることがあれば、獣医師にご相談くださいね。
〇避妊手術を受ける
避妊手術を受けたワンちゃんは受けていないワンちゃんと比べて長生きしたとの報告 がいくつかあります。
原因ははっきりしていませんが、性ホルモンの影響で免疫力が弱まり、感染症などになりやすいのでは?と推測されています。
長生きするとは言ってもなんだか可哀想…と悩みますよね。
どちらの選択にせよ家族全員が同じ意見を持っているということも大切です。
どんなに愛犬のことを考えていても歳をとったり病気になったり、お別れの時が来てしまうのは仕方ないこと。
大切なのは、納得がいくまで相談できる病院や獣医師がいるかどうかだと思います。
病気や老化とうまく付き合いながら、愛犬と長く楽しく暮らせるといいですね!!