愛犬の【脱走】
愛情を注いで一緒に暮らしてきた愛犬がもしも脱走したら、、、
今回は、愛犬の脱走を未然に防ぐ方法や、愛犬が脱走してしまった場合に行うべきことなどを特集します。
安全に愛犬を飼うために、ぜひ参考にしてくださいね!
〇脱走していしまうタイミング
- 雷などの愛犬が苦手とする音によってパニックを起こした
- 散歩中に首輪が外れた、愛犬のトイレ処理中にリードを離してしまった
- 玄関のドアを開いたときや、車に乗せるタイミング
- 屋外で飼っている場合は、リードや鎖が破損してしまった
以上が脱走しやすいケースなため、十分な注意が必要です。
〇脱走の原因
・狩猟本能
犬は本能的に獲物を追いかける習性があります。
飼い主さんと楽しく散歩をしているときに、愛犬が鳥や猫などを発見した場合、これらの動物を獲物であると認識し、突発的に走り出して脱走するというケースが多くみられます。
楽しく散歩していてもリードをしっかりつかんでおく必要があるでしょう。
・好奇心
ドアを開けた瞬間などに飛び出していってしまうケースがあります。
風景や匂い、さまざまな音が愛犬の好奇心を刺激するため、ドアを開けたりリードを外したりする際には十分に注意しましょう。
・遊び感覚
リードを外したり、ドアから飛び出してしまったりしたとき、飼い主さんが慌てて追いかけた結果、さらに脱走劇が大規模になる可能性があります。
これは犬が飼い主さんと追いかけっこをして遊んでいると錯覚してしまうケースがあるので注意が必要です。
・ストレス
狭いゲージの中で過ごす時間が長かったり散歩が不十分だった場合運動不足によるストレスが脱走の原因になることがあります。
散歩や遊びでしっかりとストレスを発散させておく必要があるでしょう。
・パニック
雷や工事、地震などの音に怯えて愛犬がパニックを起こすと、脱走のリスクが高まります。
ノーリードで散歩をしている最中にパニックを起こして走り出し、そのまま脱走してしまうケースも多くみられるため、ノーリードの場合は特に注意が必要です。
・首輪の緩みやリードの破損
首輪が緩んでいる、リードや鎖が破損して脱走に繋がるケースも多くみられます。定期的に点検してくださいね。
〇愛犬の脱走を防ぐ方法
飼育環境を見直す
・フェンスや柵などを設置する
・来客時などドアを開閉する際には愛犬をハウスに入れる
・戸締りの徹底
・首輪のサイズ調整 など
飼育環境を変えることで脱走のリスクは下げられます。
しつけを徹底する
「おいで」「待て」といった指示は、散歩中などの屋外で脱走した場合に有効です。
ノーリードでの散歩は避ける
ノーリードでの散歩は、散歩中に愛犬が突然走り出して脱走してしまう大きなリスクを抱えているため、避けることが大切です。
犬に身元を識別できるものをつける
万が一愛犬が脱走してしまっても、「鑑札」やマイクロチップなど個体識別ができるものを身につけておけば、保護してくれた人から連絡がくる可能性があります。
迷子対策アイテムを使用する
愛犬の迷子対策アイテムには、さまざまなものがあります。
飼い主さんと愛犬に相応しいものを身につけましょう。
〇脱走したときに行うこと
・脱走した方向を覚えておく
・保健所や動物管理センターに連絡する
・警察に通報する
・動物病院に連絡する
・SNSなどで情報提供を呼び掛ける
脱走は飼い主さんの不注意や、日頃の管理不足によるものも多く、未然に防げるケースがほとんどです。
「脱走して帰ってこなかったらどうしよう?」といった無用な心配をしないためにも、脱走対策は念入りに行いましょう!