小型犬は脱臼しやすい!?
毎日お散歩に行き、元気に走り回るのが大好きなワンちゃん。そんなワンちゃんによくあるケガが脱臼です。
「脱臼」とは、骨の位置が本来の位置から外れてしまうことです。
全ての犬種で脱臼は起こる可能性がありますが、中でもトイプードルやチワワ、ヨークシャテリアなどの小型犬が脱臼になりやすいといわれています。
今回はその「脱臼」について詳しく見ていきましょう!
症状
・足を引きずっている
・時々足を浮かせて歩いている
・立っている時にひざの関節がガクガクしている
・曲げにくそうにしている
・しゃがんだ姿勢で歩く
・膝を曲げた状態で歩く
・全く歩けない
放っておくと、痛めた足をかばって歩くので、反対側の足に負担がかかり、症状がさらに深刻化してしまうこともあります。
思い当たる症状があれば、すぐに獣医さんに相談してください。
原因
・ジャンプでの上り降り
・激しく転ぶ
・激しい運動をする
関節の可動域を超えた動きをしたことが原因。
先天性の場合もあります。
予防法
・床にカーペットやコルクマットを敷く
(フローリングでは滑りやすく、足腰に負担がかかる)
・定期的に足の裏の毛を切る
(足の裏の毛が伸びると滑ることがある)
・段差や階段のない道を歩く
(膝への負担を軽くする)
・体重管理をする
(体重が増えすぎると膝への負担が増す)
愛犬の体に負担がかからないように生活環境を見直し、もし何か症状に気付いた場合は、早めに獣医さんに相談することで、愛犬の体を守ってあげましょう!
みなさんの愛犬の健康を心から応援しています!