小型犬のごはん

ドッグフードのパッケージには「小型犬」「大型犬」というような表示があります。

中には「全犬種用」と記載されたものもあります。

「どれも同じじゃない?」と思ってしまいますが、大型犬用と小型犬用のフードには違いがあるんですよ!

 

摂取カロリー

小型犬用のフードは、大型犬用よりも1粒あたりのカロリーが高く設定されています。

体の小さい小型犬は、1回の食事で摂取できるよう、小型犬のフードは大型犬用と比べるとカロリーが高めに作られています。

 

粒の大きさ

小型犬用のフードは、小さい体に合わせて小粒で噛み砕きやすいように作られています。

噛みづらい大きい粒だと喉に引っ掛かりやすく、消化するのも体に負担がかかりやすいためです。

一方大型犬は、あまり噛まず丸飲みをして食べることが多いため、大型犬用フードはよく噛んで食べられるように、しっかり噛み応えのある大きめの粒で作られています。

 

栄養素や原材料

小型犬用フードは、健康的な整腸作用のサポートに配慮して、消化性のよい食物繊維を含むなどの工夫がされて作られていることが多いです。

小型犬は好き嫌いが強いので、必要なエネルギーを供給するためにも、嗜好性をあげるため原材料に生肉や鶏脂肪などが多く使用されています。

脂質は大型犬用のフードに比べて多いので、運動不足になるとすぐ肥満になってしまう危険性があります。

肥満気味と感じた時には、獣医さんに適切なフードを相談してみましょう!

 

小型犬には小型犬用のフードを与えましょう!

 

 

みなさんの愛犬の健康を心から応援しています!

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